INTERVIEW

先輩インタビュー

INTERVIEW
#07

何事も前向きに、
誠実に取り組む。

Y.Yさん

業務改革本部

企画部  コンダクター
(2012年新卒入社)

※所属・仕事内容は取材時の情報です

最初は⽣産部に配属されたYさん。その後、東京で受注業務を担当し、情報システム部に異動後は基幹システムの管理と全社のサーバー管理を担当。その後は再び受注センターで受注業務を担当。多くの部署を渡り歩き知⾒を広げてきたYさんは、現在は業務改革本部の企画部で全社の利益改善に直結する原価に関する書類作成や提案を任されています。それぞれの部署で何を学び、その後のキャリアでどう活かされているのかをお聞きしました。

MY CAREER STEP

入社1年目

生産部ブレンド課配属

3年目

生産部エキス課に異動

4年目

異動により東京で受注業務を担当することに。東日本のお客様からの発注を受け、社内関連部署に展開

5年目

情報システム部に異動 。基幹業務システムのマスター管理や、サーバー管理を担当

10年目

静岡受注センターに異動、西日本のお客様からの発注を担当

12年目〜

業務改革本部企画部に異動。これまでの経験を活かし、原価管理のための改善提案や企画作成を担います

すべては自分の
成長につながると
前向きに考える。

⼊社前の企業研究で、⽇研フードには常に肯定的な気持ちで出来事をとらえることで肯定的な結果を⽣み出す「肯定哲学」という考え⽅があることを知り、深く共感して⼊社を決めました。 ⽣産部で経験を積み、3年⽬で東京への異動が決まった時、⼾惑いはありましたが、「新しい業務に挑戦しながら成⻑していこう」と気持ちを前向きに切り替えられたのは、肯定哲学の影響かも知れません。

東京では、お客様からの注⽂を受けて関係部署に展開し、社内とお客様の間に立ち、調整を⾏っていました。多くの⼈と接することで、⾃分の視野が広がったことを実感。東京で1年半過ごした後、静岡に戻り情報システム部に異動。コンピューターの扱いは苦⼿ではありませんでしたが、基幹システムのマスター管理やサーバー管理、社内のPC管理、ヘルプデスク業務など初めてで専門的な業務を任されて驚きました。システムの開発業務はアウトソーシングするため、⾼い専⾨性は必要ありませんでしたが、ITリテラシーはかなり鍛えられたと思います。

情報システム部で最も印象に残っているのは、トラブルの解決を通じて社内業務について広く理解を深められたこと。今まではユーザー視点での基幹システムに関する知識で充分でしたが、トラブル解決のためシステム定義やデータテーブルの仕組み、このデータがどういったもので、どのような業務に必要なのかを理解する必要があり、この経験を通じて社内業務を広く理解できました。この時の知識が、後々とても役に立つことになります。

時に疎まれたとしても
自分の考えと
覚悟を持って。

12年⽬、この年設⽴された企画部に配属され、新たなスタートを切ることになりました。企画部は、全社的な視点で仕⼊れや⽣産、販売などにかかっているコストを⾒直し、適切な利益を⽣み出すことを⽬的としてつくられた部署。たとえばある部署で加⼯コストが上がったり、在庫量が増えたりした場合、その部署へ⾏ってなぜそうなっているのかを調査します。そして、そこにある課題を抽出し、改善のための提案まで⾏うのが私の仕事。

難しいのは、その部署のやり⽅を否定するのではなく、客観的なデータをもとに⼀緒に改善提案を考えていくということ。しかしその部署だけの問題ではなく、その先にいる原料メーカー様やお客様に関連する問題もありますから、落としどころを⾒つけるのは容易ではありません。それでも、全社の利益を考え、敢えて提案していきます。ある意味、疎まれる覚悟がないと務まらない部署かも知れませんね。

それでも、きちんと根拠となる数字を示して説明したり、時には私が営業に同⾏してお客様に価格改定のお願いをしたりしながら、最終的に⽇研フードの利益につながっているという実感はこの仕事の⼤きなやりがいですし、私が常に前向きでいられる原動⼒になっています。

ある1日のスケジュール

DAILY SCHEDULE

07:00

出社

早めに出社し、メールや新聞をチェック。

08:00

始業

基本的に、営業をはじめとする社内各部署に提出するための資料を作成しています。特にルーティンと呼べる仕事はありません。

12:00

昼食

13:00

資料作成、打ち合わせなど

午後も資料を作成したり、打ち合わせをしたりしています。時には営業に同行して取引先様と交渉を行うことも。また、今後のコストについての予測のため、原料やエネルギーに関することにアンテナを張り情報の収集を行います。

18:00

退勤

退勤後は会社の通信教育制度を利⽤し、プログラム⾔語のPythonの基礎を勉強中。単純作業、繰り返し作業の自動化が出来ないかと思い、勉強することにしました。

MESSAGE

求職者へのメッセージ

日研フードは食品業界で長く事業展開してきた企業ですから、さまざまな技術やノウハウ、そして経営哲学があります。そんな企業で、さまざまな人と接しながら毎日仕事ができるのは、自分が成長するための大きな糧となっています。