フィールド
取り組み方
安全・安心の商品を世界中へ届ける
NIKKENは、食品メーカーなどお客様からの要望をもとに、これまで培ってきたノウハウを活かして、国内外の需要に即し、あるいは需要を先取りする商品を提供しています。新商品の開発や設備投資などにより取引業界は多岐に渡り、広がり続けています。名前は表に出ませんが、スーパーでよく見かける有名なあの商品や、いつも食べているあの商品にも、実は日研フードが関わっているかもしれません。
日研フードの商品を世界中の皆さんにお届けできるのは、食品メーカーをはじめとするお客様との信頼関係あってこそ。今後も、さまざまな形で皆さんの生活に寄り添い続けます。
日研フードって良い会社? いいえ、良くなり続ける会社です
01変化していくことを大事にしていること
当社は創業60年を迎え、有形無形の蓄積を活かし事業を行っています。ただ、その蓄積が、経営陣も含めメンバーの変化を厭う、恐れる気持ちにつながってしまえば、たちまち事業が衰退することになるという危機感を持っています。時代に合わせ、時代に先んじて変わっていくことを進めていく強い思いを社内で共有しています。
多くのメンバーがいる組織ですので、それぞれの感情に配慮することが必要ですし、また変化に必要な資源の確保、能力の向上も求められます。時には衝突、停滞が起きることもあります。そのような変わり続けることの困難に真摯に向き合った上で、変化を楽しむ、変化に向けて粘り強く取り組む組織であることを追求しています。
02利害関係者の要請に応える総合力
食品安全、雇用、地球環境等法令で求められることはもれなく、自発的、迅速に対応する体制作りを大事にしています。その上で、社会貢献としてできることも模索しつづけています。メーカーとして持つ、調達、生産、販売、物流、品質保証、開発、管理それぞれがその機能に責任を持ち、また外部の力を借りながら、商品のみでなく組織として大きな欠陥がないと一定の信頼を得られていると自己評価しています。もちろん慢心することなく、行政、ISOマネジメントシステム等の審査機関、会計監査法人等、多面的に外部の評価を受け、日々改善を進めることができる客観性のある体制作りも心掛けています。
03広がるネットワークと多くの機会
現在当社グループの売上額の約1/4は海外の需要によるもので、およそ30か国の国々で当社グループ商品をご使用頂いております。日本国内においても非常に多くのお客様との取引があります。また、調達についても日本のみならず、アジア、欧州、中南米、オセアニア、アフリカと世界中から行っています。また実際のグループ社員が働く拠点としては、国内は静岡、東京、大阪、愛知、福岡、海外はアメリカ、中国、台湾、タイと国内外に広く所在しています。これらのネットワークがもたらす情報を活用した、日研フードグループだからできるビジネスを通じた社会貢献があると考えています。またこのネットワークに、グループで働く皆さんが仕事を通じての成長の楽しみを得る多くの機会と、日研フードグループに所属する価値を見出していると信じています。
国内外のネットワーク
本社および東京、大阪を営業拠点として営業活動を展開。子会社、協力会社を加えて、国内需要に対応する事業ネットワークを形成しています。中国、タイに工場を、台湾、アメリカには販売拠点を擁して、日本(本社工場)と連携。現地の需要のみならず世界的な需要に、各拠点の相互連携(ネットワーク)で応えています。
日本
- 本社・工場・研究所(静岡)
- 天然調味料・粉末飲料・機能性素材の研究開発・製造、間接部門
- 東京オフィス(東京)
- 天然調味料・粉末飲料・機能性素材の国内外販売、海外戦略、受注処理
- 大阪営業所(大阪)
- 天然調味料・粉末飲料の販売
- カッセイ食品(国内子会社)
- 少量対応サイズのスプレードライヤーで天然調味料の製造・販売
- 三共食品(協力会社)
- 天然調味料エキス・オイルフレーバー・乾燥野菜の製造
中国
- 上海日研食品(海外子会社)
- 天然調味料の研究開発・製造・販売
- 味研貿易(海外子会社)
- 天然調味料の仕入、販売及び輸出入
タイ
- タイ日研フード(海外子会社)
- ハラル認証取得の天然調味料の製造・販売、輸出入
台湾
- 台湾日研(海外子会社)
- 天然調味料の輸入・製造・販売
アメリカ
- 日研フードUSA(海外子会社)
- 天然調味料の輸入・販売
経営理念を実現するための
3つの考え方
“肯定哲学”
実現できると信じて進み続ける強い想い
SEIL(ザイル)の精神
高い目標に到達するための指針・価値基準
BCD(Better, Cost effective, Different)
創業以来守られてきた開発マインド
“肯定哲学”
肯定哲学とは、どんなことでも「できないことはない」と考え、自分をめぐるあらゆる出来事を「自分にとってよいこと」と考える日研フードの基本マインドです。何事も「想い」があって、そこから始まります。人間にはそれらの「想い」を現実のものにする力が潜んでいます。誰にでも無限の可能性が秘められているのです。肯定哲学では、この「想い」を現実のものにする力を生み出す潜在意識に、常に肯定的な気持ちを与えることにより、肯定的な結果を生み出すことができると考えています。
肯定哲学は日研フードの根本をなす考えです。私たちは「できる、できる、きっとできる」を合言葉に、夢の実現に向けて積極的にチャレンジし、世界中の人々の健康に貢献してまいります。
SEIL(ザイル)の精神
迅速な行動(Speed)、業務効率の向上(Efficiency)、飽くなき創意工夫(Idea)、たゆまぬ探究(Laboratory)の、それぞれ頭文字をとった「SEIL」は、創業以来大切にしてきたマインドであり、登山などに使われる「ザイル(ロープ)」の意味も込められています。私たちはこの「SEILの精神」を、共に働く者同士を結びつけ、高い目標に到達するための命綱として大切に考えています。
BCD(Better, Cost effective, Different)
BCDとは創業以来守られてきた、日研フードの開発マインドです。ムリ・ムダ・ムラがなくクレームゼロ・高い価格競争力・どこにもない新しさ、という3つを兼ね備えた魅力的な商品を開発し、世の中に貢献しようという意志が込められています。
創業以来の変わらぬ想い、努力の結果、おかげさまで当社の天然調味料は多くの食品加工メーカー様に使って頂き、多くのロングセラー商品を生み出すお手伝いをしています。