CROSS TALK

クロストーク

CROSS TALK
#02

中堅社員座談会
どう進む?今後のキャリア。

入社5年目を過ぎると、社内外のネットワークも広がり、そろそろ重要な仕事を任されてバリバリと仕事をこなし始める頃。中堅社員としての経験を活かしながら、ビジネスを動かす楽しさとこだわり、そしてこれからの目標について語ってもらいました。

東京第三
営業所

Y.Oさん

2015年新卒入社

品質
管理課

S.Aさん

2016年新卒入社

研究
開発課

Y.Mさん

2017年新卒入社

企画部

Y.Oさん

2018年新卒入社

CVD課

Y.Hさん

2019年新卒入社

※所属・仕事内容は取材時の情報です

現在の仕事内容や
他部署との
かかわりは?

S.Aさん

S.Aさん私は品質管理課で商品や原料の検査を担当しています。以前は味や香りを評価する官能検査を担当していたこともありましたが、今は微生物検査を担当。まだまだ勉強中です。

Y.Hさん

Y.HさんCVD(連続式真空乾燥装置)と呼ばれる設備を使い、液体を粉末化する工場で働いています。基本的には、機械の運転条件は、従来の製造データを参考にして調整を行うんだけど、作りたい品質が得られない時や、新しい商品を製造する時は、開発部の方と一緒に原因の追究を行ったり解決策を検討したりするのも大事な仕事。日々の積み重ねが日研フードの製造ノウハウ蓄積に繋がっていると思います。

Y.Mさん

Y.Mさんそうなんですよ!試作室で試作した時にはうまく味や香りが作れた場合でも、工場では生産する機械のサイズも大きくなるし、量も増えるので、試作時と味や香りが変わってしまうことは珍しくないんです。だから生産部の皆さんと協力しながら安定した品質を得るために微調整を繰り返し、求める理想の商品に近づけていきます。他にも、資材部の方に協力してもらって、原料を探してもらうこともあります。

Y.Oさん

Y.Oさん私は入社から数年間は資材部に所属していたので、開発部や生産部とは苦労を共にする関係でした。現在は資材部を離れて企画部に異動し、日研フードの利益改善のため、価格改定のサポート等に取り組んでいるので、営業を中心に日研フードの全部署と関わっています。

Y.Oさん

Y.Oさん営業と企画部は距離近いよね。僕は営業として食品メーカーさんの開発部や資材部に伺い、当社の商品の紹介とともに、お客様の課題を解決するために当社の商品をどう活用してもらうかを提案しています。でも取引先様に価格改定の交渉を行う時など、企画部の人には助けられています。いつもありがとう!

Y.Oさん

Y.Oさんこちらこそ、いつもありがとうございます!

仕事のどんな場面で
やりがいを
感じますか?

Y.Oさん

Y.OさんOくんは企画部に異動して、今までと違うやりがいを感じたりすることはある?

Y.Oさん

Y.Oさん先程の話題に繋がってくるんですが、取引先様との価格交渉のため営業に同行した時、無事に認めていただいたりするとしみじみ良かったなあと思いますね。頼ってもらったり、ありがとうと言葉をかけてもらえると嬉しいです。

Y.Mさん

Y.Mさんこれまでになかった商品が世に出て、それをエンドユーザーに喜んでいただくのが一番のやりがいです!よくネットで自分が携わった末端商品を検索します。たまに厳しい意見を見かけて落ち込むけど、それは改善点として前向きにとらえて、次に活かすようにしています。

Y.Oさん

Y.Oさん前向きで素敵。自分が関わった商品を店頭で見られるのは幸せだよね。僕もいろんな場所で見つけては「これ、自分が関わった商品だ!」とひそかに喜んでいます。僕はエキス課から受注センター、国内営業と異動を経験したんだけど、そのおかげで他部署の考え方が理解しやすくなったかな。覚えることも多いけど、結果的に自分の成長につながることのほうが多かったと思う。

S.Aさん

S.Aさん品質管理課では基本的にすべての商品を検査することになるため、自然と商品の特徴が頭に残っています。何気なく食べた食品をおいしいと思った時、先日検査したあの日研フードの商品が使われている!と知ったり、SNSで評判が良かったりするとすごく嬉しくなりますね。

Y.Mさん

Y.Mさん分かります。自分が携わった末端商品はつい大量購入しちゃいます(笑)

Y.Hさん

Y.Hさん皆さん自分が関わった商品が店頭に並ぶという意識があるんですね。私は生産部なのであまりそういう意識はなくて、どちらかというとチームで協力しながら目の前の課題を何とか乗り越え、一週間トラブルなく順調に生産ができた、という実感がやりがいです。円滑に仕事を進めるためにも明るい挨拶と報告・連絡・相談を徹底しています。

Y.Oさん

Y.Oさんそれもすごく大事!

仕事のこだわりや
失敗について
教えてください

Y.Oさん

Y.Oさんそれぞれの仕事に対する「ここは譲れない!」といったこだわりってあるかな?

Y.Mさん

Y.Mさん日研フードの食品安全に対する考え方に「自分が安心して食べられ、自分の子供に安心して食べさせられる」日研商品をお客様に提供する、という言葉がありますが、あれは本当にその通りだと思います。自分が開発した商品について、「本当にこれを自分の子供に自信をもって食べさせられるだろうか」と、いつも仕事をしながら自分自身に問いかけています。

Y.Hさん

Y.Hさん大切な考え方ですよね。生産現場でもまれにトラブルが発生しますが、そんな時こそ僕もMさんと同じように食品安全の根底となる考えを改めて意識して、基本ルールを守ることを大切にしています。

Y.Oさん

Y.Oさん基本を守るって、簡単そうに見えてなかなか難しいよ。僕も仕事に優先順位をつけて効率的に行うことが大切だと思いながら、時間に追われて準備不足のまま価格改定の交渉に行ったことがある。その結果、お客様から「気持ちが伝わってこない!」とストレートなお叱りの言葉をいただいた。すごく落ち込んで、その後は自信を持って説明できるよう、事前準備を怠らないようになったけどね。

Y.Oさん

Y.Oさんわかります。僕も以前、原料の大きな値上げがあったのに、確認・連絡が遅れて、後からお客様に値上げ交渉をするのがとても難しくなってしまったことがありました。適切なタイミングでのご相談ができなくて、お客様にご理解いただける説明ができず、ご質問をたくさん頂いてしまって…。営業にも迷惑をかけてしまったし。失敗したな…って反省しました。

Y.Oさん

Y.Oさん本当はこだわりの話を聞きたかったんだけど、いつの間にか失敗の話になってる(笑)。でも失敗を経験したから「次こそは」というこだわりに結びつくのかもね。

S.Aさん

S.Aさん私も失敗の話なんですが…(笑)以前官能検査を担当していた時、原料の検査の段階で少し違和感を覚えたことがありました。でも数値は基準内に収まっていたのでそのまま原料として合格判定を出したら、商品の味にかなり影響してしまったんです。その後は、数値に現れてこない小さな違和感にも注意を払い、資材部など関連部署の担当者にも見てもらう等確認を徹底するようになりました。

今後の
キャリア形成について
どう考えますか?

Y.Oさん

Y.Oさん僕個人としては、過去に生産部と受注センターを経験してきたことが、今の営業の仕事にも活きていると思うので、今後もいろんな知識を身に付けながら日研フードの商品を世の中に広めていきたいと思っています。お客様に信頼してもらえる営業になるのが目標です。

Y.Mさん

Y.Mさん異動で得られることは多いと感じています。私も入社した時は開発部で基礎的なことを覚え、その後はタイに出向して海外での製造・販売を学びました。また、協力会社での研修では、当社にはない設備での生産工程を学べました。過去に得た知識や経験は、次の部署でも必ず活きていきます。これまでのノウハウを活かして、いつか世の中のブームの火付け役になるような商品開発をしてみたいですね。

Y.Hさん

Y.Hさん夢がありますね。私はCVD課で働いてきて得た知識や経験を糧に、異動の機会をもらえるのであれば資材部や開発部といった違う業務に挑戦してみたいと思っています。

Y.Mさん

Y.Mさんいいね。どの部門に配属されたとしても、自分のやれることは必ずあるはずだから、自信を持って取り組んで、いろんな人から頼られる存在でありたい。

S.Aさん

S.Aさん最近は、食品に関するレギュレーションがどんどん複雑になっているので、それらに関する知識をつけたいと思っています。これからは一つの検査のエキスパートではなく、あらゆる検査について深く理解しているプロフェッショナルになって、次の工程へのバトンをスムーズに渡したいですね。

Y.Oさん

Y.Oさん本来、企画部は会社の利益改善を進める部署。現在は価格改定が中心ですが、他にも生産の効率化や原料のコストダウンなど、さまざまな取り組みをしなくてはなりません。言い換えれば、それは日研の各部署が抱える課題解決のお手伝いをするということ。ここでさまざまな経営的な解決の方策を学び、将来は海外勤務にも挑戦してみたいですね。

S.Aさん

S.Aさん頼りにしています!